家庭菜園の大きさは駐車場一台分のスペース。元々砂利が敷いてあった場所ですが、昨年、地面を10センチほど掘って大量の石をふるいにかけて除去し、腐葉土や堆肥を投入して畝を作り、夏野菜を作って収穫しました。
まあ、それなりに上手くできたわけですが、自分としては、根野菜やイモ類も作りたいと思っていて、そうなるともっと深いところまで耕しておく必要があると思っていました。
なので、最初に掘った地面10センチのその下をさらに30センチくらい耕したいと考えました。最初に掘った時もそうでしたが、とにかくこの場所は土が固く、石が多いのです。宅地造成時に投入された土というのはそういうものなんでしょうが、畑には全く向いてない土です。
でも、今後も家庭菜園を楽しむために土を野菜が育つのによい環境にしておこう、と思ったのです。
実は去年の7月から作業に着手していました。トウモロコシを収穫し終えた場所を掘り起こすことから始めました。
これがその時の写真です。手前の部分が、最初に掘り起こした土を剝いだ状態です。この作業だけでもクタクタ。土って重いんですよね。そして、これより下の地面は耕してない土の層なので、本当にカチカチ。スコップや備中鍬を突き刺しても1センチも入っていきません。石ころだらけでスコップは弾かれてしまうのです。
表面を見ると石が沢山埋まっているのがわかります。ここを30センチ掘る・・・気の遠くなりそうな作業に思えてきました。
とにかく、スコップや鍬で掘っていきます。真夏に重労働です。一掘りごとに石に阻まれるので気力もダウンしてしまいます。いきなりこんな大物も出てきましたよ。
注意したのは、土の管理です。土は4種類あります。
- (A)最初に夏野菜を育てた土
表面の土で一番良い土です。夏野菜作付け前にタカギの土ふるいの細目の網で石を除去したので石らしいものを含まないとても目の細かい土で、かつ腐葉土や堆肥も入っている土です。これは、最後にまた表面に戻します。 - (B)今回掘り起こした土
(A)の下の層の土で石ころだらけの、未処理の土です。 - (C)(B)から石を取り除いた土
石の除去作業は本当に大変。大量処理のため中目の網で石を除去していますので、5ミリ程度の小石が混じっています。これはまた地中に戻します。 - (D)(B)から取り除いた石
ふるいにかけて取り除いた大小の石です。石の量を見たら、こんなところで畑なんてできるわけない、と思うはずです。それくらい大量にあります。これは廃棄します。
これらの土は、混ざらないよう置き場に気を使いました。
(D)の石はとにかく大量に出ます。感覚的には掘った土の1/3は大小の石です。石はすぐ置き場所に困ってしまうほど溜まってしまいます。
石の処分は自分では難しいので、知り合いの造園屋さんに引き取ってもらうことにしました。もちろん自分で運ばなければいけません。でも、石を運ぶ手段がないんです。自家用車に積んで運んでいこうにも、石を裸で車に積むわけにはいきませんし。そこで、造園屋さんにお願いして軽トラを貸してもらえることになりました。これから、何度も何度も軽トラで石を運搬することになります。
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