うちの外構には杉板を使った部分がたくさんあります。南側、北側の塀、カーポートの目隠し板、中庭のウッドデッキなどです。
約15年前のリフォームの際設置したものです。杉の無垢板を使用しているので保護用の塗装が施してありました。当時使われたのは木材保護塗料キシラデコールのウォルナット色。
こういうものは定期的に塗り直す必要があります。木材をしっかり保護するなら3年に一度は塗り直しが必要でしょう。でも実際は、10年ほど前に南側、北側の塀の外側を塗り直しただけ。ほかはノーメンテです。今では全体的にかなり色褪せしてしまっていてちょっとみっともない状態です。木材にもよくないですね。
そこで、塗り直しをDIYで行う事にしました。塗装面積はかなり大きくなります。南側の塀は長さ14m、北側は20mくらいはあるでしょうか。今回は外側だけでなく内側も塗り直すつもりです。相当な作業量になるでしょう。
カーポートの板に塗装してみる
いきなり、塀を塗るのも何なので、試しにカーポートに目隠し用として設置してある杉板を塗装してみることにしました。現在の状態はこんな感じ。かなり色褪せてますね。長さは3.5mくらいです。
塗料(アサヒペンウッドガード)などを準備
10年前に使ったキシラデコールが少量残っていたんですが多分足りないので新しい塗料を購入。今回はアサヒペンのウッドガード(ウォルナット色)にしました。キシラデコールより若干安かったのでね。試しに3.4L缶を買いました。塗料入れや刷毛、隙間用刷毛、スポンジこて刷毛なども新たに購入しました。
本当は、サンダーで表面の古い塗料を削り落してから塗装すべきだと思いますが、サンダーは持っていないのでそのまま塗ります。
表側の塗装(一度目)
まずは、隙間用の刷毛で板と板の隙間を塗っていきます。塗るときの姿勢が苦しくて腰が痛くなりますね。塗装色とカーポートの柱の色はよく似ているのではみ出して塗ってしまってもあまり目立たないので養生なしで塗っていきます。
続いて、杉板の表側を塗っていきます。効率よく塗れるらしいスポンジこて刷毛で塗ろうと思いましたが、縦に塗ると思いっきり塗料が垂れます。スポンジをかなりしごいて塗料を落としてから塗ってもぼたぼた落ちてきます。塗料の伸びがどうのこうの、と感想を言う以前に使い物になりません。ドロッとしたペンキを塗るときにはいいかもしれませんがサラサラの塗料には向かないようです。これは自分が選択を誤りました。結果、下のコンクリート面に塗料が垂れてしまいました。いらないタオルでも敷いておけばよかったかな。
結局普通の刷毛で塗ることにしました。地道に塗っていきます。板に塗料が吸い込まれるので塗料の消費量は多そうです。
表側の塗装が1度目の完成しました。表側は2度塗りする予定です。
裏側の塗装
続いて、裏側をも塗装しました。結構疲れますね。裏側は一度塗りで終わりにします。
表側の塗装(二度目)
表側に二度目の塗装をしました。一度目より塗料の吸い込みが少なくなるのですいすい塗れる感じでした。これで完了です。すごく立派な雰囲気になりました!
3.5mくらいの長さですが作業は3時間くらいかかりましたね。板と板の隙間を塗るのが地味に面倒くさいです。使った塗料は1.5Lくらいでしょうか。
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